ともじつのぶろぐ

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アラフィフおっさんの備忘録を兼ねて!

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フォレスターで車中泊

概略

フォレスターDBA-SJ5。2016年2月に新車で購入し、早2回の車検済となる。
過去数回車中泊を決行しているが、身長188cmのでっかいおっさんがどのようにして寝ているのか、ちょこちょこしたコツをまとめました。

わたしのクルマはフォレスターですが、他のSUVステーションワゴン等でも同様に背が高い人でも車中泊できますので、ご参考になれば幸いです。

対策方法

後部座席フラット対策

でっかいおっさんは後部座席の背もたれを倒すだけでは、斜めになるか屈み込まないと寝ることはできません。。。服を買うときもそうですが、このデカさが邪魔になる時が多々あります。色々と検索・模索しつつ、今のカタチを見付けたので紹介します。

  1. 助手席の背もたれを垂直に、座席位置を最前列にする
  2. 助手席側の後部座席の背もたれを倒し、フラットにする
  3. フラットにしたヘッドレストに厚板とイレクターパイプ類でDIYした、でっかいおっさん用オリジナル延長パーツを置く
  4. マットとまくらを置けば完成
  5. 荷物を降ろせる場合は、運転席側の後部座席もフラットにすると子供たちとの車中泊も可能です

でっかいおっさん用オリジナル延長パーツ

【準備するモノ】
合板:横500mmx縦400mmx厚さ20mm
Φ28イレクターパイプ:長さ465mmx2本、約600mmx1本
エンドキャップ:J-49x2個
クロスジョイント:J-13Bx2個
板取付ジョイント:J-103x2個
イレクターパイプ切断工具:ハンドカッターEK-1
ビス:(取付穴Φ3.6mmx3箇所より)6本
ドライバー

【作り方】
・イレクターパイプをそれぞれの長さに切断する
・パイプにクロスジョイント・エンドキャップを取り付ける
・合板に板取付けジョイントを2箇所取り付ける
・板取付けジョイントにパイプを挿入
・クロスジョイントに補強用としてパイプ1本付けて完成!

簡易で補助的な代物ですので、直接座るなど決して大きな負荷を掛けないようにしてください。頑丈に作れないことも無いと思いますが、これ使わない時はパイプを外して荷台下に片付けることができるので、普段は邪魔になりません。クルマに積んでおけば、いざ車中泊を思い立ったときでも簡単に組み立てれますので重宝してます。

明かり対策・冷気対策

車中泊するには、やはり場所が重要になります。その中でもトイレの有無は欠かせない事項と思われます。トイレがある場合、ほぼ街灯がありそこそこ明るいです。明るいと寝れない。プライバシー対策も兼ねて遮光は必須になります。

最近は車中泊も人気のようで、またUV対策としてホームセンターに黒色のカーテンが売られていますが、仮に社内で明かりを灯したときなどはプライバシー対策ができているのか心配です。またカーテンはペラペラで冷気対策にはほぼなりません。

そこでわたしは手作りの窓枠を作りました。
実物を見ると手作り感満載でカット面はガタガタでテープをベタベタでわたしの不器用さが現れた代物ですが、気にしない~。逆に外から眺めると真っ暗でカッコいいです。

白いのは梱包材と思いますが、スポンジのようなモノで厚み2cm程で弾力があります。銀マットはカーペットと床の間に入れるホームセンター等で販売している断熱材です。イマイチ効果が分からず処分する前に保管してたのを思い出し、何となく貼ってみました。

白い梱包材は縮むので、少し大きめにカットし据付時に無理矢理、窓枠にハメる感じです。多少隙間できますが、まぁしょうがないです。なんせ不器用なモンで。。。
梱包材に弾力があることによって、ドアの開閉時も落ちたりしません。

そしてフロント部は家で不要になった遮光カーテンを使用します。小学生の時に習った裁縫で突っ張り棒を通すところを縫い付けます。

運転席と助手席の手すりにS字フックを取付け、このS字フックに遮光カーテンを通した突っ張り棒を掛けます。

後部座席の手すりには、紐と洗濯バサミを付けておきます。
遮光カーテンは端まで縫い付けず、両サイドを洗濯バサミで固定しフロントシートを遮光カーテンで包むようにすれば完成です。

上部に隙間が出来ますが、許容範囲の明るさに留められますし、プライバシーも保たれます。念の為には、フロントガラスにサンシェードを付ければ完璧かと。

最後に一番厄介だったのが、リアガラスの遮光対策。
ホームセンターで購入したプラスチック板ともう使わない古いフロントガラス用のサンシェードを使いました。

サンシェードをリアガラスの高さに折りたたみ、テープで固定。
黒いプラスチック板をリアガラスの枠に収まるようにカット。寸法を測ったりして、丁寧にカットするとはめ込むことができませんので、大体で少し大きめにカットするのがコツです。

リアガラス→サンシェード→プラスチック板の順として、最後にプラスチック板を無理矢理窓枠に押し付けて固定すれば完成!
開閉しても簡単に外れません。少し大きめの隙間があるので暫定的として、いずれは改良したいと思っています。

まとめ

背が高いと一般に売られている市販品だけでは、物足りない寸足らずになるケースが多々あります。デカく生まれてきた宿命ですが、、、多分良いこともあったので、ひとつの個性として捉えています。

数年前から始めた車中泊ですが、最近ほんとうに良く話題に上がっており、またネットショッピングでも色々な車中泊グッズが販売されており、見ているだけでも想像を膨らましながら楽しんでいます。

もちろん良さ気な商品は買うのも有りですが、自分で不器用なりにも作ると愛着が湧きます。この空間に何が必要とか、これをこうしたらとか、、、それらを考え・想像し・カタチにする。面倒ですが、オモロイのも確かです。さぁ次は何を作ろうかな~~。

おしまい